背骨を1つずつ動かして、固めない!
背骨は、1つの長い骨ではなく、いくつもの短い骨が連なって成しています。そのひとつひとつは、重なるように下の骨に乗っかっているだけで、そのままでは崩れ落ちてしまいます。その形状を保つために、また背骨を動かすために、たくさんの筋肉が骨と骨を繋いでいます。横に倒す、前に倒す、後ろに反る…それぞれの部位で少しずつ縮んだり伸びたりすることで、そんな動きができているわけです。
負荷のかかる運動をしたり、同じ姿勢を長時間するお仕事をしていたり、それが長期間であったりすることで、その背骨と背骨を繋ぐ筋肉が硬くなってしまうことがあります。
すぐにどうこうなるわけではありませんが…そんな状態を続けていれば、、、部分的に背骨を動かすことができなくなってしまうこともあります。
ゆっくり背中を丸めていっても、
腰のあたりは真っ直ぐの状態で動いていない…
背中の上部が丸まったままになり、動いていない…
意外に、こんな状態に気がついていない方が多くいらっしゃいます。その部位は動いていなくても、他の部分が補うことで、したい動きはできていたり。。。
ただ、その状態が続き、結果、骨まで変形し固まってしまうと元の状態に戻すことは困難になります。
お仕事や運動で、硬めてしまうのは、仕方ないことではありますね。
ただ、少しのケアで、少しでも硬くなることを防ぐ、遅らせることはできる!!
私がやっているのは、
『ゆっくりと背骨を動かすこと』
私は、背骨をひとつずつ感じながら、また腹圧を意識して行いやすいので、ストレッチポールの上に座って行っています。
もちろん、床の上で行うのもOK!
立ったまま、上肢を倒すのもOK!
私も、横に倒すのは立ったまま行っています(^^)
無理のない方法で、自分の身体と向き合う時間を作ってみてくださいね。
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